私は旅行とカメラが趣味なのですが、旅行中はなるべく高品質な写真と動画をシャッターチャンスを逃すことなく撮りたいと思っています。
もちろん、大きくて高性能な一眼レフカメラとビデオカメラを持ち歩けば、その希望は叶うのですが、小さな子どもが一緒だと常に両手が空いているわけではないですし、ただでさえ荷物が多い状況です。
そんな状況の私は現在、写真も動画も合格点レベルで気軽に持ち運べるカメラとして、Canonの高級コンデジ「PowerShot G7 X Mark III」を主に使っていますので、今回ご紹介したいと思います。
目次
Canon G7 X Mark IIIを購入するまでカメラと不満点
G7 X Mark IIIを紹介する前に、G7 X Mark III購入前に使っていたカメラと不満点についてまとめました。
購入時期 | 機種 | 購入理由 | 不満点 |
---|---|---|---|
2014年 | Nikon D5300 (デジタル一眼) |
良い写真が撮りたい | 大きい、重い |
2016年 | Canon G7 X (高級コンデジ) |
スマホより良く撮れる小さいカメラが欲しい | 動画イマイチ |
2018年 | SONY FDR-AX45 (4Kビデオカメラ) |
子どもが産まれて、良い動画を撮りたい | 大きい、重い |
子どもが産まれる前までは、動画はあまり撮らず写真重視でしたので、D5300とG7 Xの組み合わせで満足していました。しかし、子どもが産まれてからは動画も撮るようになったため、4KビデオカメラのSONY FDR-AX45を購入しました。
ビデオカメラの動画品質には満足していたのですが、子どもを抱っこ紐に入れたり、ベビーカーに乗せたり、手を繋いで歩いたりといった状況の中で、カメラとビデオカメラを持ち歩いて交互に使うのはかなり大変でした。
加えて、子どもが小さい今、ビデオカメラの特徴である強力な手ぶれ補正と高倍率ズームを使う機会はほとんどありませんでした。
Canon G7x Mark IIIの購入理由(オススメポイント)
上記不満を持っていた中、2019年にCanonからG7 Xの後継機種で動画性能も向上したG7 X Mark IIIが発売されたため購入しました。
そして今では、写真も動画もこのカメラをメインで使っていますので、ここからは私がG7 X Mark IIIを購入した理由(オススメポイント)についてご説明します。
写真:1.0型センサーとF 1.8の明るいレンズでキレイな写真が撮れる
G7 X Mark IIIはスマホや一般的なコンデジよりも大きな1.0型イメージセンサーとF 1.8の明るいレンズを搭載しているため、こちらの写真のようにボケ感があるキレイな写真が撮れます。
旅行時は、G7 X時代から使っているManfrottoのミニ三脚PIXIとセットで持ち歩いています。写真の通り、サイズ感もちょうど良いですし、黒でマットな質感と赤の挿し色はG7 Xと同じですので、相性抜群です!
ちなみに、足を広げなければ、手持ちの一脚としても使えます。
家族で自撮りをする時は、三脚の足を広げてカメラのディスプレイをくるっと回せばすぐに撮れます。後述するスマホアプリからシャッターを押せるので、よくこの形で家族写真を撮っています。
動画:手ぶれ補正、内蔵マイク音質も合格点
動画のサンプルは載せませんが、動画性能も必要十分だと感じています。
カメラ自体に5軸手ぶれ補正機能がありますので、普通に歩いて動画を撮っている分には、ほとんど手振れを感じることないです(さすがに走ったりするとちょっと厳しい)。
また、音声についてもコンデジにしては比較的大きなステレオマイクがカメラ上部中央にありますので、低ノイズでしっかり録音してくれます。
なお、G7 X Mark IIIにはマイク端子が付いているため、内蔵マイクに不満がある場合は外部マイクを付けることができます。
写真に付けている外部マイクは、オーディオテクニカのマイクAT9911です(L字変換プラグも付けてます)。3,000円程度の安いマイクですので劇的に音質が良くなるわけではないですが、付けた方が若干良くなります。
スマホアプリが便利
G7 X Mark IIIはCanonのスマホアプリ「Canon Camera Connect」に対応しています。色々と便利な機能があるのですが、その中でも私がよく使う機能は次の3つです。
- スマホでシャッターを押せる(家族写真を撮る時に必須)
- スマホに写真を送れるので、家族や友達にすぐにシェアできる
- 撮影自動転送(撮影の度に自動でスマホに写真転送)
他社も含めて特別新しい機能ではないのですが、無いと困る機能です。特にスマホでシャッターを押す機能は家族写真を撮るときによく使います。
手持ちでも家族4人で自撮りできますし、ディズニーなどの観光地であればスタッフの方などに撮っていただいたりもするのですが、例えば、芝生の上に座って撮る時、ビーチで撮る時、ホテルや旅館の室内で撮る時などは、手持ち自撮りや誰かにお願いするのも難しいです。そういった場面で私はこの機能を使います。
家族がいる今、一番大事な写真は風景でも料理でもなく家族写真ですので、スマホでシャッターが押せる機能は私には必須です!
小さいのでいつでもどこにでも持っていける
これまでに述べた通り、G7 X Mark IIIはとても高性能なカメラですが、いわゆるコンデジ(コンパクトデジカメ)ですので、とても小さくて軽いです。大きさは私のiPhone11と比べてこの通りです。
このカメラの持ち運び用にわざわざカメラ用のバッグを用意する必要はなく、普段使っているバッグに入りますし、スマホより小さいですので衣類のポケットにも入れることもできます。
ライバル機(?)のソニーRX100シリーズより安くて必要十分
よくG7 Xシリーズと比較されるのがソニーの高級コンデジRX100シリーズです。
RX100シリーズの方がEVF(電子ビューファインダー)が付いている、AF(オートフォーカス)が速い、動画性能が良いなどのアドバンテージはありますが、2020年9月現在、G7 X Mark IIIと同時期に出たRX100M7の最低価格を価格.comで比較すると、G7x Mark IIIの約85,000円に対して、RX100M7は約125,000円と価格が全然違います。
YouTubeなどを見るとRX100シリーズの方が人気のようですが、私的にはコンデジにEVFはいらないですし、AFも決して驚くような速さではないですけど必要十分ですので、私はCanonのG7 X Mark IIIを選択しました。
RX100シリーズもとても良いカメラですが非常に高額ですので、どちらが良いかは実際にお店に行って触ってみることをお勧めします。
まとめ
以上、私が現在メインで使っているCanon G7 X Mark IIIの紹介でした。
タグ: Canon G7 X Mark IIIが付いている記事の写真はG7 X Mark IIIで撮っていますので、そちらもぜひ見てみてください。
いつでもどこでもシャッターチャンスを逃さずに高品質な写真と動画を残せるG7 X Mark IIIは、子連れ旅行にはとてもオススメのカメラです。
私もこれからもどんどん使っていこうと思っています!!
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