久しぶりにグレゴリーのバックパックを購入しました。それが今回レビューするカバートミッションデイスリム V4です。容量14L、マチが13cmとスリムデザインですが、普段使いのビジネスバックパックに必要な機能が盛り込まれていて、とにかく使いやすいです。
過去に同シリーズのカバートエクステンデッドミッションの記事も書いていますので、比較検討されている方はぜひこちらもご覧ください。
目次
カバートミッションデイスリム V4
カバートミッションデイスリム V4はその名の通り第4世代のカバートミッションデイスリムであり、かなり完成度の高いビジネスバックパックに仕上がっています。
カバート・クラシック・シリーズのコンセプトは「ビジネスバッグに見えないビジネスバッグ」ということで、このカバートミッションデイスリム V4も私服にも合いそうなカジュアルなデザインです。
基本的になスペックは以下になります。詳細は公式サイトでご確認ください。
サイズ | 44H×29W×13Dcm |
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重量 | 865g |
容量 | 14L |
価格 | ¥30,800(2025年2月現在) |
名前の通り、スリムで軽量なバックパックで、重量は1kgを切っています。
価格は¥30,800でそれなりのお値段ですが、少し前までは2万円くらいだったような(旧モデル)…。物価が高騰している現在、まぁしょうがないですね。
バッグの素材はコーデュラナイロンが使われておりマットな質感です。個人的には好きな素材感なのですが、ほこりがつきやすいので少しマイナスポイントです。
メインコンパートメントは止水ファスナー(ダブルジッパー、)が使用されていて、PCなどのデバイスを水から守ってくれます。
背面もいたってシンプルなデザインです。ショルダーベルトにはチェストストラップが付いています。
ショルダーベルトは細めですが十分な厚さがあり、PCなどの重い荷物を入れていても肩への負担が少ないです。
スーツケースのハンドルに通すスペースもあります。
側面はこんな感じです。フロントポケット(上部)がややマチのあるデザインなので、横から見ると少し不思議な形をしています。
カバートミッションシリーズのバッグには、ケーブル類を収納できるマルチケース(H15 x W21 x D3cm)が付属しています。
中はこのようになっています。マチが3cmと薄く収納できるものが限られてくるので、個人的は5cmくらいほしかったなと思います。
特徴
僕がこのバックパックを購入したポイントでもある特徴が次の3つです。
- スリムだけどしっかり自立する
- しっかり持てるレザーグラブハンドル
- 実用的なポケット配置・数
スリムだけどしっかり自立する
このバッグ、スリムですがしっかり自立します。バランスを取ればギリギリ自立するのではなく、しっかり自立します。
仕事をしていると、オフィス、移動中、客先、カフェ、様々な場面でバッグを置く機会がありますが、バッグが自立しないと不便かつ地味にストレスになるので、バッグが自立することはビジネスバッグに求める必須要件です。
メインコンパートメントを全開にした状態でもしっかり自立してくれます。
「荷物が中に入ってるから自立してるんじゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、バッグの中を空にした状態でもこの通りしっかりと自立してくれます。
実はバッグの(背面部分ではなく)フロント部分に固めのクッションが素材が使われているため、このように自立することが可能になっています。
しっかり持てるレザーグラブハンドル
トップに付いているレザーグラブハンドルが最高に使いやすいです。このレザーグラブハンドルを使ってしまうと他のバックパックには戻れないくらい使いやすいです。
持ち手がないバックパックは論外ですが、持ち手があってもチープだったり、持つとバッグが斜めになって持ちにくいものも多いですが、このバッグは持ち手がとてもしっかりしているので、バッグが斜めになることもなくしっかりと持つことができます。
実用的なポケット配置・数
ポケットの配置や数が実用的でとても使いやすいです。バッグによってはポケットが全然なかったり、逆に無駄にポケットが多くてどこに何を入れればいいか迷ってしまうこともありますが、このバッグはビジネスシーンでほしいポケットが全てあります。
メインコンパートメントの背面にはPCスリーブとタブレットスリーブがあります。そして反対側には上部にメッシュポケット、下部にもポケットが一つあります。
フロントポケット(上部)も適度に仕切られていて、新書サイズ本が入るポケットが1つ、二つ折り財布や名刺入れが入るメッシュポケットが2つ、ペン刺しが2つあります。
ちなみにフロントポケット(下部)には仕切りはありません。
収納例
カバートミッションデイスリム V4に僕がいつもビジネスバッグに入れているもの(+αで分厚い参考書)を収納してみました。
メインコンパートメント
PCとタブレットを入れた状態でもある程度マチに余裕はあるので、ガジェットポーチや分厚い参考書も入ります。上部のメッシュポケットには、Ankerのイヤホンとモバイルバッテリーを入れています。
反対から見るとこのような感じです。下部のポケットにはA5サイズの分厚い参考書がちょうど入ります。
ちなみにPCスリーブには13インチのMacBook Airを入れていますが、スペースにゆとりがあるので(15インチ程度まで入ります)見えていませんね。
フロントポケット(上部)
フロントポケット(上部)には、メッシュポケットに名刺入れと二つ折り財布を入れています。
そして、新書サイズの英単語帳と手帳(ほぼ日手帳weeks)も入れています。
ペン刺しにはLAMYの4色ボールペンを入れていますが、位置が端っこのためけっこう入れにくいです。
フロントポケット(下部)
フロントポケット(下部)には、オフィスの入館証、ティッシュ、マスクなどあまり使用頻度の高くないものを入れています。
写真の通り開口部が狭いので少しものを取り出しにくいのがマイナスポイントです。
サイドポケット
両サイドにポケットが付いていて、500ml程度のペットボトルが入ります。
ナルゲンの500mlボトルを入れるとこんな感じで、ピッタリ入ります。
まとめ
カバートミッションデイスリムは第4世代となり、かなり完成度の高いビジネスバックパックに仕上がっています。
出張が多い方や荷物が多い方はカバートエクステンデッドミッション V4などがおすすめですが、そうでない方はカバートミッションデイスリムV4でも十分な収納力だと思います。
以上、カバートミッションデイスリムV4のレビューでした!
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