新卒でシステムエンジニアとして大企業に入社した私は2年前に初めての転職をしました。当時私は30歳で子どもが生まれたばかりでした。大企業からの転職で不安もありましたが、転職は成功でした。
今回は、私が転職することで得られた5つのメリットについて書きます。この記事が、今転職するかどうか迷われている方の背中を押す一つのきっかけになれば幸いです。
目次
転職で得られた5つのメリット
より自分にマッチした業務
当たり前のことではありますが、現職では前職よりも自分に適した環境でやりたい業務を担当できています。
『転職』とは転職希望者と企業のマッチングであり、お互いのニーズが一致した時に初めて転職が成立します。
自分はどう働きたいのか?を明確にした上で企業とのマッチングが上手くいけば、転職することによって、自分に適した環境と業務を手に入れることができます。
他社でも通用すると分かった自信
私は新卒から9年半ほど大手一社でずっと働いていたため、これまで転職願望はありつつも他社でも通用するのかとても不安でした。
しかし思い切って転職してみた結果、現在では社内でも高評価を受けており、自分のスキルが他社でも通用するということが分かりました。この結果によって、今後の転職の敷居もかなり下がりました。
また、「俺は他社でも通用するスキルと人間力を持っている!いつでも転職できるぞ!」というマインドと自信を得ることができました。
家族との時間
クライアントワーク中心の業務から自社業務を行うポジションに転職したため、自分で時間をコントロールできるようになりました。今では自分や子どもの通院、旅行時の年休など自由に取れています。
残業時間も減りましたし、現在の会社は終業時刻が一般的な会社より早く17:00です。さらに、5月から9月はサマータイム制で16:30のため、帰宅してもまだ外は明るく、子どもと公園に遊びにいくこともできます。
もともと私は周りの空気をなるべく読まないように心がけているため、クライアントワークをしていた時も周りを気にせず休んだり早く帰ったりしていました。とはいえ、クライアントからお金を頂いて働いていましたので、クライアントの都合や要望は優先していました。
しかし、転職する約1年前に第一子が誕生して以降、家族よりクライアントを優先しなければいけないことに耐えられず、バカバカしくなりました。
なぜ耐えられないかと問われれば、それは「私がサラリーマンとして働いているのは、クライアントのためではなく私と家族のため」だからです。
満員電車からの解放
現職の職場はいわゆるオフィス街に位置していないため、通勤時の満員電車から解放されました。最近流行の時差出勤をせずとも毎日座って通勤することができるようになりました。今では通勤時間を使って英語学習をしています。
一度乗り換えが発生するのですが(乗車時間は各電車約10分)、乗り換え後の2本目の電車は100%座ることができます。1本目の電車は必ず座れるほど空いてはいませんが、本を広げて読める程度のスペースは確保できます。
オフィス街を通っている電車だと電車に乗れないほど混んでいるので、ただただ苦痛な時間を過ごすことになります。
前職では満員電車を利用している時期も長かったのですが(客先による)、正直仕事をするより苦痛だと感じていたため、満員電車から解放されたことにより、私がこれまで抱えていたストレスの大部分が解消されました。
有給消化中のスキルアップ機会(セブ留学)
私は転職先への入社までの3週間を有給消化期間に当て、この期間を使って2週間セブ留学しました。
セブ留学の記事は別途書く予定ですが、語学力アップはもちろん、異国での生活、他生徒との交流など多くの貴重な経験をすることができました。
2週間以上のまとまった休みは普通に働いていたら絶対にないチャンスですので、スキルアップや家族との長期旅行などに有意義に使うことをオススメします。
最後に
“就社”の時代は終わり転職が当たり前になってきていますが、やはり初めての転職は誰でも不安で心配なものです。
一社で働き続けることも素晴らしいことですが、少しでも「より自分に適した働き方を手に入れたい」、「他の会社で働いてみたい」、「今の会社に不満がある」などの気持ちがあれば、実際に転職するかどうかは別にして、転職活動を始めてみることをオススメします。
コメント