本日、統計検定3級のCBT(Computer Based Testing)方式試験を受験して、無事に合格することができました。1ヶ月弱の勉強期間で合格することができましたので、その勉強方法について書きたいと思います。
受験理由
そもそも、なぜ統計検定を受験しようと思ったか?それは、少し前に会社で統計学に関する社内研修を受けており、その研修のアウトプットが統計検定3級合格だったためです。
あまりやる気のある受験理由ではありませんが、過去にRやPythonを使ってデータ分析を自己学習していた時期もあり、統計学には多少興味を持っていたため、今回受験しました。
統計検定3級について
統計検定のHPによると、3級の試験内容は「データの分析において重要な概念を身に付け、身近な問題に活かす力」となっています。その上である2級が「大学基礎統計学の知識と問題解決力」ですので、大学で統計学を学んだ方であれば、2級からの受験でも良いかと思います。
ちなみに、私の大学での選考は物理と数学でしたので、もちろん統計学についても学んでいましたが、もう10年以上も前になりますので、ほとんど忘れていました。
ただ、3級の試験勉強をして感じたのは、データ分析を専門とする職種でない方であれば、3級の知識で十分仕事に役立つなと感じました。
※統計検定3級の詳細については統計検定のHPを参照ください
https://www.toukei-kentei.jp/about/grade3/
勉強方法
今回、統計検定3級合格のために約4週間(勉強しない日もあり)ほど勉強しました。4週間の内訳は以下になりますが、勉強時間は合計30〜40時間程度だったと思います。
私はテキストをしっかり読むタイプではなく、問題を解きながら理解していきたいタイプのため、テキストはざっと1回読む程度で、勉強時間の8割くらいは問題演習に充てました。
1週目 | ・公式テキストをざっと一通り読む。 ・各章の最後に解説付き練習問題(計70-80問くらい)も全て解く。 |
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2週目 | ・知識定着のため、練習問題を中心に再度公式テキストを読み直す。 |
3週目 | ・公式問題集(過去問6回分)を使い、1日1回分ペースで解く。(正解率は7割程度くらいでした) |
4週目 | ・公式問題集で間違えたところを中心に再度解き直す。 |
なお、試験勉強で使用した教材は以下の2つになります。どちらも日本統計学会の編集による公式教材です。ある程度知識のある方は、公式問題集から取り組んでも良いと思います。
試験(CBT)
今回、私はCBT方式試験を受験しました。CBT方式の利点は、なんと言っても受験者が都合の良いタイミングで試験を受けれることです。
ただし、公式問題集に載っている過去問はCBT方式試験ではなくペーパー試験の過去問のため、試験当日少し不安があったのですが、問題レベルは同程度かつ単発問題でしたので、慌てることなく解き進めることができました。
なお、試験は13:00からだったため、午前中はカフェで2時間ほど復習していました。
最後に
今回、無事に1回目の受験で統計検定3級に合格することができました。統計検定3級は比較的簡単な試験ですが、やっぱり資格試験に合格するというのは、とても気持ちが良いものです。加えて、統計学の基本的な知識を身に付けることができたので、今後の業務にもある程度は役に立ってくるかなと思っています。
3級の上位である2級については、今の時点では受ける予定はありませんが、もし受けることにした場合は、またブログで紹介したいと思います。
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